初荷式で出発するトラックを拍手で送り出す関係者ら＝4日、浦添市のJAおきなわ園芸農産物広域流通センター

　JAおきなわ（前田典男理事長）は4日、浦添市伊奈武瀬のJAおきなわ園芸農産物広域流通センターで初荷式を開いた。JA職員など150人が参加し、野菜や花き、果実を積んだトラックを拍手や万歳で送り出した＝写真。 【写真あり】「びっくり。最高にうれしい」メバチマグロが過去最高値　沖縄で初競り

　初荷は、サヤインゲンやゴーヤー、レタスなどの野菜27トン、トルコギキョウや洋ランなどの花き720ケース（9万本）を全国に向け出荷した。 　JAおきなわは2025年の出荷計画として、野菜60億円、花き35億円、果実20億円など、計228億円分の取り扱い達成目標を掲げている。 　前田理事長は「安心安全な農作物を全国に届ける。沖縄の農業の発展を祈り、力を合わせて頑張っていこう」とあいさつした。