自動番組で実現した“グランプリ覇者ライン” 脇本雄太とワンツー決めた和田健太郎「当たり前だけど強い」/共同通信社杯競輪
宇都宮競輪の「共同通信社杯競輪(G2)」が13日に初日を開催。9R一次予選を走った和田健太郎(43歳・千葉=87期)に話を聞いた。 自動番組ならではという感じで初日の和田健太郎は脇本雄太をマークする一戦だった。両者共にGPを獲っているまさしく『王者のライン』は見事一番人気に応えてみせた。 レース後和田は「当たり前のことだけどやっぱり強いですよね。南関の自力とは違う感じの強さ。もっとスコーンと捲るのかなって思っていたけど、晋也君に抵抗されていた。それでも力で行っちゃうんだから本当に強かった」と終始ベタ褒め。味方として走ることで改めて強さを体感したようだった。 「付けきることはできたのでそこは良かったけど、もう少し抜き差しまで行きたかった。全然差し込めなかったです。もうちょっと迫れたら自信になったんですけどね」 超一流同士の連係が叶うのも、この大会の醍醐味。地区を越えた連係は見ている方もドキドキワクワクする。(アオケイ・石濱記者)