即戦力!? Jリーグに呼びたいフリーの名手6人。まだまだ募集中。日本で暴れてほしい実力者たち
MF:アミン・ユネス(元ドイツ代表) 生年月日:1993年8月6日(30歳) 前所属:アル・イテファク(サウジアラビア) 昨季リーグ成績:10試合0得点2アシスト(ユトレヒト) かつて名門アヤックスでエースナンバーの11を背負い、一時はドイツ代表でも常連となっていたアミン・ユネスも現在フリーの選手の1人だ。ボルシア・メンヒェングラートバッハの下部組織出身の同選手は、2015年夏に加入したアヤックスでブレイク。左サイドの張った位置からのテクニカルなドリブルでファイナルサードに進入し、質の高いプレーからゴールとアシストを量産していた。 2018年夏にナポリへとステップアップを果たすなど順調なキャリアを歩んでいると思われたユネスだが、怪我が彼のキャリアを難しいものにしてしまった。イタリアの名門に加入した時点でアキレス腱の怪我からのリハビリ中だった元ドイツ代表MFは、その後も細かい負傷離脱を繰り返した。その結果、主力に定着できないまま2020年夏の移籍市場にて、2年契約のローン移籍でフランクフルトへ放出された。 フランクフルト移籍後は復活をみせ、2021年3月には4年ぶりにドイツ代表へと復帰。しかし、これも長くは続かなかった。2年目にクラブと給与を巡って揉めると、契約満了の半年前にローン契約が打ち切りに。直後に移籍したサウジアラビアのアル・イテファクでは馴染むことができず、半年後にローン移籍したオランダのユトレヒトではヘンク・フレイザー監督の暴行事件に巻き込まれる波乱のシーズンとなってしまった。 2023年夏に外国人枠の関係もあって保有元のアル・イテファクと契約解除をすると、それ以降はフリーの状態が続いている。怪我が多いのは懸念事項だが、現在30歳とまだ老け込む年齢ではなく、自慢のテクニックも健在だ。Jリーグのクラブが、日本人が多いデュッセルドルフ出身のウインガーにオファーを出してみても面白いかもしれない。
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