便利さより豊かさ求める…“ログハウスだけの展示場” 夢の生活に憧れる人々集う「癒しを求めているのかも」
山田さん: 「すごく素敵だよね。“ザ・ログハウス”って感じで」 川口さん: 「夏は涼しいですよ。ずっとエアコンは入れていないです」 山田さん: 「夏なんて絶対エアコン入れないと居られないよね、家に」 木材は部屋の湿度を調整してくれる“天然のエアコン”。冬もストーブ1つで十分暖かく過ごせるといいます。
妻の松本陽子さん(56): 「たまに(建設現場に)行って、お庭の作業とか片付けとかやらせてもらって、そうするとどんどん建つのが見られて楽しいです」
夫の洋介さん(56): 「やぶだらけの土地で、誰も買ってくれないような土地だったので、だったら自分で整備して」 夫の洋介さんは、建設前の土地を自分でならすため、ユンボの運転資格まで取得しました。なかなかの気合の入りようです。
ログハウスを「今」建てたきっかけは、大きく2つあるといいます。
松本洋介さん: 「定年後に住む家をと考えていたんですけど、きっかけはそれですね。ただ(購入が)早まっちゃったのは、ウッドショックで木材が高騰するような話もあったので、決めようと」 松本陽子さん: 「本体価格もどんどんどんどん値上がりしていくので、『早い方がいいよ、早いほうがいいよ』って言ってくださって」 定年退職後のスローライフを夢見ていたさなか、ウクライナ情勢などもあり資材価格は高騰したため、一念発起して、踏み切ったといいます。
松本洋介さん: 「薪ストーブの生活がしたかったので。やっぱり、火を見ながらお酒を飲みたいなと」
■新しい交流も…夢膨らむログハウスだけの展示場
展示場で知り合ったのをきっかけに、家族ぐるみの付き合いが始まった人たちもいます。
愛知・豊田市の会社員 (42): 「ここで仲良くなった人とかと、年に何回か『どの家で飲みに行く?』とか『きょう誰の家集まる?』とか、たまり場になったりとか。去年(2022年)とかもそうですけど、ここで知り合った人たち4家族くらいで一緒にキャンプに行ったりとか、本当に友達みたいな感じ」