便利さより豊かさ求める…“ログハウスだけの展示場” 夢の生活に憧れる人々集う「癒しを求めているのかも」
妻: 「子供の喜ぶオプションもあるので、そういうの、喜んでのびのび遊んでくれたら」 夫: 「自由に育ってほしいですよね」 この夫婦はこの展示場をとても気に入っています。 妻: 「ワクワクする感じが、他の住宅展示場とは違うかなと思います」 夫: 「(営業マンが)『買って買って』って全然そんなこと言わないので、『全然自由に見ていって』ってそんな感じで気が楽です」 男性が話す通り「一生に一度の買い物」をするという緊張感はなく、とても自由な雰囲気です。
「住む」より「楽しむ」というコンセプトのもと、家を買う予定がない人もやってきます。トランペットを持ってきた女性がいました。
トランペットの女性(37): 「ここの建物はすごい音響、反響が考えられて造られているので、すごく吹いていても演奏していても音の聞こえ具合が違うので、すごくいいです」 ママ友たちと参加する音楽会に向けて、トランペットを練習に来ていました。こちらのモデルハウスは、平日なら最大2時間無料で貸し切りできます。
トランペットの女性: 「暮らしを体感するっていう。それをうまく利用させてもらっている感じです(笑)」 趣味の時間を過ごすのも「暮らし」の一部。一風変わった住宅展示場は、様々な暮らし方の「お試し」スポットでもあるようです。
購入を検討中の山田さん: 「エアコンで十分暖まります?」 ログハウスユーザーの楠本さん: 「うちはストーブ1個しか置いていない」 ログハウスユーザーの林さん: 「冬はうちもリビングに1個で上も暖かい。全然、大丈夫」 山田さん: 「参考になるね。やっぱり住んでいる方に聞かないとわかんないです」
まるで「営業マン」のようですが、2人は実際にログハウスに住んでいる「ユーザー」です。経験者の立場から、購入を検討する人にアドバイスをすることも少なくないといいます。 ログハウスユーザーの川口さん: 「うちあれなんですよ」