河村勇輝や髙田真希らバスケ男女日本代表の壮行会登場「世界を驚かせ」“五輪先輩”から助言も
6月28日、東京ミッドタウン日比谷で『三井不動産 presents バスケットボールTEAM JAPAN パリ2024オリンピック壮行会』が開催され、男子日本代表候補の河村勇輝、富永啓生、金近廉と、女子日本代表内定選手の宮崎早織、宮澤夕貴、髙田真希が登場した。 地上3階まで吹き抜けの会場で行われたイベントには、日本代表グッズを掲げるファンの姿もあり、MCを務めたタレントの副島淳を中心にトークを披露。先週末に北海きたえーるで行われた国際強化試合の振り返りや、来週末に有明アリーナで開催される五輪前最後の国内での強化試合への意気込みなどを語ったほか、男女のカテゴリーを超えた各選手の印象など、終始和やかなムードでトークが展開された。
■ “五輪先輩”からのアドバイス
2016年のリオ大会、2021年の東京大会に続き3大会連続のオリンピック出場が内定している髙田は、5人制バスケでの五輪出場経験がない男子の若手3選手(※富永は東京大会3人制代表)へ向けて、「恐縮ですけど、自分がリオ五輪と東京五輪に出たとき、夢の舞台ですし緊張するかなと思ったらすごく楽しく、いつも以上のパワーが出ているんじゃないかなと感じた」と自身の経験を振り返り、「五輪は4年に一度。楽しまなきゃ損だなと吹っ切れたときに楽しめた。楽しむためにもきつい練習をみんなで乗り越えて、本番は楽しもうと思えたらいい結果がでてくる。本番は楽しんでほしい」と、アドバイスを送った。 長らく日本バスケ界をけん引してきた髙田の言葉を受け、改めてマイクを向けられた金近は「ちょっと…楽しめないと思います(笑)」とタジタジだったが、「自チームで出るのと日本代表の試合では背負っているものも違いますし。そのなかでも楽しんでいる姿を見せられたらファンの方も喜んでもらえると思うし、見ていて楽しいバスケットができると思うので、先輩の言葉を胸にとめてやっていきたいと思います」と笑顔。 また、得意の3ポイントで男子日本代表をけん引する活躍が期待される富永は、「3ポイント成功率45パーセント」を目安にかかげ、「初戦のドイツ代表との試合、ワールドカップのリベンジにもなるので、まず勝利することが自分たちにとって大事になってくる。去年勝てなかった相手にリベンジしてやる、という気持ちが一番強いです」と五輪初戦に照準。女子日本代表の宮澤は「まずは自分の役割をしっかりやって日本のために戦っていきたいと思っています。ディフェンス、リバウンド、3ポイントが自分の役割なので、プレータイム関係なく自分が出たときに自分の仕事をしたいと思います」と、3度目の大舞台へ意気込んだ。