「光る君へ」菅原孝標の娘役・吉柳咲良の扮装ビジュアル公開 「源氏物語」に憧れのちに「更級日記」記す
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)から、菅原孝標の娘でのちに「更級日記」を記すちぐさを演じる吉柳咲良の扮装ビジュアルが25日、公開された。 【画像】ビジュアル激変の道長・隆家・為時&相関図 本作は、平安時代にのちに1000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を執筆した紫式部(まひろ)の生涯を、大河ドラマ「功名が辻」(2006)、ドラマ「セカンドバージン」(2010)などの大石静のオリジナル脚本で描いたストーリー。吉柳演じるちぐさは、父・菅原孝標の赴任先にいた子どものころよりまひろ(紫式部/吉高)の書いた「源氏物語」に憧れている。京に戻ったのちにようやく全巻を手に入れて感動し、暗唱するまでに読みこんでいる。伯母は、「蜻蛉日記」の作者として知られる藤原道綱の母。
吉柳にとって大河ドラマの出演は本作が初となり、出演発表時には「まさか自分がこのような形で大河ドラマに出演させていただけるなんて思ってもいませんでした。 このお仕事をしているうえで、いつか大河ドラマに出たいと夢見てきました。この様な素敵な形で実現できることをとても光栄に思います。 想像もつかない世界なので、緊張していますが、精一杯頑張ります」とコメント。
脚本の大石、主演の吉高とは2023年放送のドラマ「星降る夜に」で組んでおり、「まず、18歳の時に共演させていただいた吉高由里子さん、脚本の大石静さんと、またこうしてご一緒できる機会をいただけたことがすごく嬉しかったです。ちぐさは「源氏物語」という誰もが知る物語の大ファンであり、彼女もまた文才に優れた少女であること。熱い思いを語るちぐさの、愛と煌めきを思う存分に演じたいと思います」と意気込みを語っていた。
吉柳は2017年から2022年にかけてミュージカル「ピーター・パン」で主演を務め、今年上演された「ロミオ&ジュリエット」では奥田いろはとのダブルキャストでヒロイン・ジュリエットを演じた。2023年放送の単発ドラマ「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」(NHK BSほか)では山口百恵役に。ドラマ出演作に「未来への10カウント」(2022)、連続テレビ小説「ブギウギ」、「マル秘の密子さん」(いずれも2024)などがあり、今後、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(女子ーズ・グリーン役)の公開を控えている。(編集部・石井百合子)