氏神一番、舞台『志士たち』製作発表で意気込み 「まだ詳しいことは明かせませんが」映画監督デビューも計画
ロックバンド、カブキロックスの氏神一番(64)が27日、東京・六本木の俳優座劇場で行われた舞台「志士たち」(11月27日~12月1日)の製作発表に出席し、舞台への意気込みを語るとともに、映画監督としてデビューする計画が進んでいることを明かした。 吉田松陰や坂本龍馬、高杉晋作らが登場する幕末時代劇。俳優泉堅太郎(57)が主宰する劇団「時来組」が企画、製作し、来春4月に閉館する俳優座劇場のフィナーレを飾る公演のひとつになる。 氏神はおなじみの隈(くま)取りメークを封印し、素顔で勝海舟を演じる。ほかに泉やえまおゆう(57)、保田賢也(35)らが共演する。 氏神は「15年前、俳優さんに紹介していただいた西田敏行さんに、ビールをおごってもらったのも俳優座の近くでした。あこがれの劇場に最初で最後の出演ができてうれしいです。バンドだけじゃなく、お芝居のほうでも楽しんでもらえたら」と意気込んだ。 ここ数年はバンド活動とともに役者としても精力的に活動。来年は念願だった映画界に監督、主演で進出する準備を進めているという。氏神は「まだ詳しいことは明かせませんが、早ければ来年、2、3年のうちには映画を撮ります!」と張り切っていた。
中日スポーツ