「eBay」アワード受賞者に学ぶ越境ECのヒット事例。成功企業はどのように海外販路を拡大しているのか?
越境ECのマーケットプレイス「eBay(イーベイ)」を運営するイーベイ・ジャパンは、2023年度に優秀な成績をあげた日本の販売者を表彰するアワード「eBay Japan Awards 2023」を開催した。受賞企業のコメントから、越境ECで成果をあげるためのヒントをまとめる。
「eBay Japan Awards」とは?
「eBay Japan Awards」は日本の「eBay」販売事業者を対象に、2023年の販売実績、バイヤー(購入者)評価、年間での成長率、商品カテゴリーごとの成績などを選考基準に優秀なセラーを選定し表彰するアワード。6つの部門で構成している。 従来の表彰カテゴリーのほか、2023年は多国展開に挑戦し売上アップに成功した販売者を顕彰する「eBaymag アワード」、優れた顧客体験を提供した販売者を顕彰する「Great Buyer Experience Award/顧客満足度 アワード」を新設。延べ16社(者)の販売事業者を選出した。「eBay Japan Awards 2023」 の受賞者は次の通り。 ・ セラー・オブ・ザ・イヤー:シュッピン ・ ニューセラー・オブ・ザ・イヤー:槇田 晴吾氏(個人) ・ カテゴリーグロースアワード:JFA/aonohappa/コメ兵/リフォート/コレクト/大網/MondoLife/Laffey/シュッピン/槇田 晴吾氏(個人)/レイ氏(個人) ・ eBaymag アワード:The Current ・ ベストマーケティング アワード:BRICKS International ・ Great Buyer Experience Award/顧客満足度 アワード:シュッピン
アワードに登壇したイーベイ・ジャパン代表取締役社長の岡田雅之氏は、アフターコロナの市況などを振り返り、「2023年のEC市場は苦しい状況だったと思うが、そんななか、日本の販売者の流通量は2桁成長した。国内販売者のパワーアップが著しくみられ、大きく飛躍した」とコメントした。