母が元気なうちに解決を 拉致問題で横田拓也さん
北朝鮮による「拉致問題を考える国民の集い」が17日、大津市で開かれた。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で拉致被害者家族会代表の拓也さん(55)が「母(早紀江さん)は87歳。元気なうちに会ってもらいたい。親世代が存命のうちに帰ってこないと解決とは言えない」と訴えた。 約200人が参加。めぐみさんが連れ去られてから46年が過ぎており、拓也さんは「思い出の中でしか会えないというつらい毎日が続いている。(拉致問題を)自分の問題として聞いてほしい」と呼びかけた。