“噛みつき事件”がバルセロナ加入に影響? ルイス・スアレス「全てが決まりかけていたが…」
インテル・マイアミのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、レアル・マドリー加入間近だった過去を明かした。スペイン『マルカ』が報じている。 【写真】元バルセロナMFの現在の姿にファン驚愕「まだ36歳なんて信じられない」「60歳に見える」 同紙によると、レアルは2014年ブラジルW杯の前に、スアレスの獲得に大きな関心を示していたという。当時、FWカリム・ベンゼマ(現アルイテハド)がアーセナルに移籍する寸前で、ウルグアイ代表FWはレアルの新たな大型契約選手となる準備が整っていたようだ。 スアレスは「僕の代理人がレアル・マドリーと話し、全てが正しい方向に向かっていた。彼らはベンゼマをアーセナルに売ることを考えていた。全てが決まりかけていた」と明かすが、2014年W杯で有名な“噛みつき事件”が運命を大きく変えた。 レアルがこの騒動をきっかけにスアレスへの興味を失った一方、バルセロナはそれでも獲得に乗り出したことで、スアレスの選択肢は明確になったという。 「W杯が始まった時、バルセロナが候補に挙がってきた。最終的に、僕は両方の選択肢を持っていて、バルセロナを選んだんだ」 2014年W杯後にバルセロナへ加入したスアレスは、FWリオネル・メッシ(現インテル・マイアミ)やFWネイマール(現アルヒラル)と歴代最強クラスの3トップ「MSN」を形成し、バルセロナの黄金時代に貢献した。 スペイン『マルカ』は「レアル・マドリーへの移籍を目前にした彼の暴露は、サッカー移籍の複雑さと不確かさを垣間見せ、彼の物語に魅力的な『もしも』を加えている」とレポートしている。 また、スアレスは再会したメッシらとプレーするインテル・マイアミで現役生活を終えることも告白。「インテル・マイアミが僕の最後のクラブになる。家族もそのことを知っている。いつになるかは決めてない。でもこれが最後のステップだ」と語った。