【慶應義塾幼稚舎】あらためてひもとく、その歴史と校風、他の学校にはない教育方針とは?
【慶應義塾幼稚舎】充実した教育環境にかかる学費
私立小最難関と目される慶應義塾幼稚舎は一般的に「特別な子ども達が通う学校」というイメージが強いです。私立小に通うにはそれなりの学費がかかります。まして倍率の高い小学校受験を勝ち抜くには幼児期から専門の幼児教室に通うため、入学以前から教育費がかかる世界です。 それでは、幼稚舎の学費はどのくらいかかるのでしょうか。2024年度入学者の一年間でかかる学費は以下の通りです。 ・入学金 34万円 ・授業料 98万円 ・教育充実費 21万円 ・文化費 2万5千円 ・給食費 10万5千円 入学初年度にかかる学費の総額は166万円になりますが、この他にも諸経費が発生します。充実した教育環境が魅力ですが、やはり公立小学校とは比較にならないほど学費は高額で、経済的に余裕のある家庭の子ども達しか受験に参入できない世界です。
【慶應義塾幼稚舎】共働き世帯の増加でお受験も広がりつつある
一昔前でしたら、小学校から受験をするというのは極々一部の子ども達がする閉鎖された世界の話でした。しかし、共働き世帯の増加で私立小に通うことを検討する家庭も増えてきています。 小学校受験ができる学校自体が非常に少なく、人気校の倍率も相当高いです。こうした時代の変化の中でも創立150周年を迎え、受験界の最高峰に君臨する慶應義塾幼稚舎は小学校受験の一つの指針であり、伝統校かつ人気校であるが故に様々な情報がインターネット上で行き交っています。 小学校受験を考え始めた際「そういえば幼稚舎はどのような入試をするのか」と受ける受けないに関わらず、参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・慶應義塾幼稚舎「入試Q&A」
中山 まち子