ハリウッドザコシショウが明かす、「電気グルーヴから受けた影響」と「芸人ファンコミュニティの功罪」
いろいろなチャンネルを用意する
――ノリをつくるためにラジオに出演する前から関係性を構築していくんですね。毎日投稿を続けているYouTubeにラジオにテレビにライブ。さまざまなメディアを横断的に駆使されていますよね。 例えば僕がお客さんとして好きな芸人のライブに行ったとき、幕間でYouTubeの企画をやってくれたら、なんか嬉しい気がするんです。ひとりの芸人がいっぱいチャンネルを持っていて、それぞれにコンテンツがあると、ここからここに繋がるんだ、とかそういう楽しみが生まれます。大抵の人はそんなところまでは気がつかないと思うんですけど、気がついた一部の人は面白い、みたいなそういう部分も用意したいです。 ――昨年は初めてご自身で番組枠を買い取って、地上波で冠番組を放送されていました。手応えや反響はいかがでしたか。 反響はめちゃくちゃありました。唯一、失敗したなと思ったのは、1時間の番組でCMのタイミングを全く作っていなかったんです。ぶっ通しでずっとやっているんですけど、そうすると番販(テレビ局に番組を販売すること)のときに困るんです。番販のオファーがちょっと来ても、CMのタイミングないからちょっと……みたいになります。今のところ、番販を1回もしていないので、ほんとうに年末1回限りの放送になっています。 今回の単独ライブでは、福岡公演に併せて番組の上映イベントをするので、それが2回目の放送になります。大晦日は放送中に#提供ザコシで調べていたんですけど、深夜なのにけっこう多くの人が感想をあげてくれていて嬉しかったです。来年以降も継続してやりたいな、と思います。 ――今年の単独ライブにいらっしゃる方々に向けて、何かコメントをいただければと思います。 眠てぇライブはやんねぇからな? ポンポンつけてストリートで単独やんねぇでしょ。よろしくお願いします。
現代ビジネス編集部