ミスが多く他の社員から「仕事ができないよね」と言われる男性社員… 社長からも「君は何もしなくていい」と言われた理由とは?【作者に聞く】
主人公の多田野は、メールの誤字脱字は日常茶飯事!見た目はキリっとしていて仕事ができそうだが、取引先の会社名を間違えるなどミスが多く、社員のみんなに「仕事ができないよね~」と言われる始末。さらに社長から「君は何もしなくていい」と言われ、「俺は会社に必要ないんじゃ」と落ち込む多田野。そんな彼には、見かけによらない特技があって…?道雪葵(@michiyukiaporo)さんの「クールなふたりは見かけによらない」を紹介するとともに、制作の経緯やコメディ制作の裏側について話を聞いた。 【漫画】本編を読む ■読者からは「作者のギャグセンスに脱帽!なによりも言葉のセンスがいい」と高評価! 作者の道雪葵さんは、本作が生まれた経緯について、「元々は別の出版社で載せていただいた読み切り(連載1話)でした。読み切りで終わりそうだったところを祥伝社さんに拾っていただいたのがきっかけです」と話す。また、作者は昔からクールでどこか抜けてるおじさまキャラが好きだったため、「おそらく私以外も好きだろうな」と思い、主人公のキャラを設定して描き始めたそうだ。 キャラ設定でこだわった点は、「過去エピソードを含めて、なるべく一貫性を保つように気をつけています」と話す。また、子どものころからコメディやギャグ漫画が好きだった作者は、「読んできた漫画が全部ボケとツッコミが激しいので、影響されてツッコミが激しくなりがちなのが悩みどころです(笑)」と語った。 番外編を作ろうと思ったいきさつについて、「商業連載の都合上、Xには基本1話しか載せられなくて…」と話す。そのため、「なるべくXで興味を持ってもらい、連載も読みにきてもらえたらいいなと個人で番外編を描いています。すでに連載を読んでいただいている方も楽しめて一石二鳥かなと」と明かしてくれた。 Xで話題になり、たくさんのコメントがついた本作。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。 取材協力:道雪葵(@michiyukiaporo)