大河ドラマ「光る君へ」第47話。藤原道長（柄本佑）は藤原賢子（南沙良）に声を掛け…（C）NHK

　女優の吉高由里子（36）が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」（日曜後8・00）は今月8日、第47話が放送された。話題のシーンを振り返る。 【写真】第47話。倫子砲ついに炸裂！まひろは不意打ちを食らい、この表情 　＜※以下、ネタバレ有＞ 　「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛～僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。 　第47話は「哀しくとも」。まひろ（吉高由里子）と乙丸（矢部太郎）は異国の海賊による九州への侵攻「刀伊の入寇」（寛仁3年、1019年）に巻き込まれ、周明（松下洸平）の心臓に敵の矢が刺さる。朝廷にも被害状況が伝わり、動揺が広がる中、摂政・藤原頼通（渡邊圭祐）は対応に動かず、太閤・藤原道長（柄本佑）への報告も止めてしまう。事態が歯がゆい藤原実資（秋山竜次）の元には、総指揮官・藤原隆家（竜星涼）からの文が届く。やがて異国の脅威を知った道長は、まひろの安否が気になり…という展開。 　土御門殿の廊下。道長は藤原賢子（南沙良）とすれ違う。 　道長「藤式部から、便りはあったか」 　賢子「はい、先頃、まだ大宰府にいると文が参りました」 　道長「（安堵の表情を浮かべ）そうか。（振り向き）太皇太后様には、お目をかけていただいておるか」 　賢子「はい」 　道長は頷き、その場を去る。賢子は不思議そうな顔を浮かべ、一礼した。 　SNS上には「父性を抑えてもダダ漏れな道長。それに気づかず、キョトンとする賢子。凄くいい」「声色、眼差し、我が子を気遣う優しい父そのもの」「父としての思いにあふれる表情が素晴らしかった」「それにしても、こんなにも愛情ある道長くん。他の子たちの前で見たことがない」「賢子からのまひろ生存確認に安堵の顔が半端ない道長」などの声。第45話（11月24日）で賢子は自分の子だと道長が知ってから“父娘初会話”。賢子はまだ知らない様子だが、果たして。 　次回は最終回（第48話）「物語の先に」（12月15日）が放送される。