【楽天】三木肇監督が実りあるキャンプと感じた理由 巻き返しへ「鍛錬」テーマに攻走守で磨き
楽天は14日、10月30日から約2週間に及んだ秋季キャンプを打ち上げた。三木肇監督(47)が、2軍監督から5年ぶりに再就任した1軍監督として臨んだ今キャンプを総括した。この日も楽天モバイルパーク宮城での練習だけでなく、仙台市内にある石段ダッシュと、「鍛錬」をテーマに攻走守で磨きをかけた。今季まで3年連続4位。来季こそ巻き返しを図ると誓った。 ◇ ◇ ◇ -秋季キャンプを終えて 鍛錬というところを一つ掲げてやりましたけども、いろんなことにチャレンジし、選手たちも取り組んでくれたと思います。 -点数を付けるなら 数字で言うと…100点ってあんまり好きじゃないんですよね(笑い)。すいません。なので数字じゃなくて、非常に実りのある、中身の詰まったキャンプができたことはよかったかなと思います。 -充実、実りあるキャンプと感じた理由は 若い選手が多かった中で、歯を食いしばってやりきっている姿、最後の底力を振り絞っている選手がたくさんいたのが非常に良かった。1、2軍一緒に、紅白戦も含め、選手も新しいコーチとコミュニケーションを取りながら取り組めたというところに充実感と実りがあったかなと思います。 -キャンプのMVP みんなよく頑張ったんですけどね。強化、心身共に強くしていこうということが1つテーマの中で、そういうことにしっかり向かってきてくれた選手たちはもちろん、しっかり準備をして落とし込んでくれたトレーニングコーチにも感謝したいし、疲れた体をケアするトレーナーさん、そこのスタッフさんがいて選手たちも厳しい練習をしながら強くなっていくということは間違いないので、答えになってないと思いますが、本当に感謝しています。 -最終日の練習前、ミーティングで何を話していたか いろんなことをチャレンジしたり、取り組むことができたので、今日で終わらずに、ここから自分の時間は逆に増えるわけですから、来年に向けて今やっていることを、若い選手はここから自分の時間をどう過ごすかでやっぱり力の差がつくというところはあると思うので、その話をさせてもらいました。 -来季の目標と決意 しっかり今できることを大事にすること。各選手が1人1人しっかりやれるようなメッセージだったり、そういう環境だったりも大事ですし、2月のキャンプインまでの時間をしっかり丁寧に過ごして、やれることはしっかり手を尽くして準備することを目標にしたいなっていうことですね。