「Honda背負って戦っていた」監督が語った意地 野球・日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第10日の7日、京セラドーム大阪で準々決勝があり、Hondaが東芝に5―2で勝ち、第46回大会(2021年)以来、3大会ぶりの4強入りを果たした。 【熱戦を写真で】 Honda-東芝(準々決勝)社会人野球日本選手権 Honda・多幡雄一監督の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇「どうなることかと」 前半はどうなることかと思った。東野(龍二)がヒットを打たれながらも粘ったことが今日の勝因。(代打満塁本塁打の山本兼三は)練習もしっかりやっていたし、ここぞという場面で成果が出たと思う。 点差ほどの差はなかった。実はHondaの3チームのうち、Honda鈴鹿は10月のJABA伊勢・松阪大会の今季最終戦で東芝に負けている。Honda熊本もこの前(日本選手権1回戦で)負けて、3チームとも今シーズン最後の試合が東芝になることは避けなければいけないと思っていた。Hondaを背負って戦っていた。 (1点を追う六回、辻野雄大が粘った末、12球目に犠飛を放って追いついた)ボール球を振らないという粘り方が相手を追い詰めて、最後は犠牲フライといういい形でつないでくれた。チームがやろうとしてることを体現してくれた。 (ここから連戦。投手起用は)とにかく一戦必勝で状態のいい選手を使っていく。その日に同じ土台に乗せて、どの投手が一番いいのかという判断をしていきたい。