ドラマ「銀魂」ヒロイン 北乃きいが明かす役作りのこだわり
共演の皆さんはどんな印象?
──その土方さん役の柳楽(優弥)さんや主演の小栗(旬)さんら共演の皆さんはどんな印象でした? 小栗さんは「俺についてこい」っていう感じというよりは、みんながついていきたくなるような雰囲気を現場で作ってくださるような方で、小道具の置き方一つにしてもこだわられていて、主演の方がそうだとみんなの意識が高まります。すごいなって思いました。 柳楽さんは前にもご一緒したことがありますが、いつも役に憑依していて、会うたびに印象が違います。でも待ち時間などは柔らかくて優しい感じです。こんなに作りこんでいるキャラクターがいる中でも自然で、こんな作品でもナチュラルにできるってすごいなって改めて思いました。 吉沢(亮)さんは弟役で年も3つ下。現場では吉沢さんとの会話はセリフの方が多くて、セリフ以外だと一言ぐらいしかしゃべっていないんですが、仕事に対してすごくまじめで、同じ周波数を感じたのでお芝居がしやすくて、会話などなくてもすぐにミツバと沖田(総悟)になれました。役作りをしっかりされていて、話し方もすごく研究されたとおっしゃっていてキャラクターを総悟に寄せているので、そこに総悟がいるみたいな感じで。だから、初日から「お姉ちゃん」「弟」という関係性が自然に生まれたのかなと思います。
男たちの生き様、絆みたいなのが見どころかな
──ドラマ版「銀魂」の見どころをきいさんから皆さんへ。 「銀魂」ならではのユーモアや面白さ、センスはありながらも、人情やほろりとくるところがたくさんあります。「銀魂」の“お笑いお笑いお笑い”の感じとはちょっと違って、ヒューマンドラマのようで、私、男の人が泣いているシーンに初めてうるっとしました。男たちの生き様、絆みたいなのが見どころかなと思います。私は映画(劇場版)を観てドラマを観たんですが、そうしてよかったと思いました。映画は説明も多く入っているので、映画を観てからドラマを観るとよりわかるし面白いなって個人的に思いました。映画を観てからドラマを観るのがおすすめです。 ──映画は7月14日公開で、ドラマはその翌日の15日からdTVで配信開始ですね。 はい、そうです。誰と観ても面白い映画やドラマだと思いますので、両方観ていただくとよりいっそう楽しめると思います。dTVは(申し込み後)1か月無料なので(笑)。ぜひ観ていただきたいです。