盤石ローテが崩れ、首位陥落! ピンチの中日投手陣、救世主候補はこの3人!
2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。1軍が開幕する前はベテラン選手や開幕ローテーションの調整なども多くあったが、すでに落ち着いてきた感がある。ここで各チームの有望選手を確認しておきたい。 【一覧】中日の主な選手の2軍成績※数字は2024年4月21日時点 1軍が好スタートを切った中日は、2軍で若い投手たちが結果を残している。オープン戦で不振に陥った髙橋 宏斗投手(中京大中京出身)も、2軍戦ではさすがの投球を見せている。4月13日のオリックス戦では失策と四球が絡んで6失点を喫したものの、ここまで4試合の登板で29回を投げ、自責点は3点。4月6日のソフトバンク戦では9回完封と圧巻だった。 育成契約の松木平 優太投手(精華出身)も面白い存在だ。春季キャンプを1軍で過ごした高卒4年目の右腕は、ここまで5試合に登板し32.1回を投げ、防御率1.39の成績を残している。また5試合全てでQSを達成しているのも心強い。現在、中日の支配下登録人数は67人。支配下登録期限までにアピールを続けることができれば、念願の支配下登録も見えてくる。 先発ローテーション候補として奮闘している根尾 昂投手(大阪桐蔭出身)は、4月16日のくふうハヤテ戦で7回途中1失点(自責0)と好投し、1、2軍を通じてプロ初勝利をマークした。 中日はここにきて1軍の先発投手陣に暗雲が立ち込め始めている。18日ヤクルト戦から、21日までの阪神3連戦で4連敗。柳 裕也投手(横浜出身)、メヒア投手、大野 雄大投手(京都外大西出身)、松葉 貴大投手(東洋大姫路出身)の先発が打ち込まれて、首位から陥落した。メヒア、大野は抹消され、投手陣の立て直しも図られることになるのか。 2軍で切磋琢磨している若手投手たちには、1軍先発投手陣の「救世主」になることが期待される。