アパートの「エアコン」の効きが悪い…10月に退去予定なので”修理せずに放置”してもよいでしょうか?
暑い時期に故障したらなるべく早く修理した方がいい
暑い時期にエアコンが使えなくなると、熱中症になるリスクがあります。修理費用は一度支払えば終わりますが、熱中症は重症になると後遺症をもたらす可能性もゼロではないようです。 一般財団法人日本気象協会「熱中症について学ぼう:熱中症にかかった翌日」によると、熱中症の後遺症としては倦怠(けんたい)感や頭痛が長期間続いたり、脳などの中枢神経障害が引き起こされたりするケースがあるとされています。後遺症をもたらすと生活に影響が出て、通院などの費用負担が継続して必要です。 一般財団法人日本気象協会でも、屋内の熱中症予防として、室内の気温を適切に保つことが必要とされています。エアコンが壊れていては適切な気温を保てないので、修理をしてもらうことをおすすめします。
アパートのエアコンは大家さんに修理費用を負担してもらえる可能性がある
アパートにもともと付属していたエアコンだった場合、大家さんに依頼すると修理をしてもらえる可能性があります。賃貸において、大家さんの所有物は大家さんが修理する義務があるとされているためです。ただし、自分の過失で壊れた場合は対応してもらえないケースがあるので、注意しましょう。 退去が迫っているからと修理を後回しにすると、エアコンが使えず屋内で熱中症になるリスクがあります。熱中症予防は部屋を適切な温度に保つ必要があるため、エアコンは必須です。残り短い期間でも、必ず大家さんに相談して修理しましょう。 出典 デジタル庁 e-GOV 法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号)第六百六条,第六百七条の二 一般財団法人日本気象協会 熱中症について学ぼう:熱中症にかかった翌日 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部