今治唯一の造り酒屋「八木酒造部」、今年も「新酒まつり」開催へ
今治の酒蔵「八木酒造部」(今治市旭町)が11月16日・17日の2日間、今年も「新酒まつり」を開催する。(今治経済新聞) 【写真】当日は蔵人や社長も加わって、新酒まつりを盛り上げる 八木酒造部は日本酒「山丹正宗」を醸造している、今治唯一の造り酒屋。今年で創業193年を迎え、地元・愛媛の米と水にこだわり、数々の受賞歴を持つ酒蔵。特に今年は、全国新酒鑑評会で金賞を受賞したほか、SAKE COMPETITIONでは純米酒部門の6位と8位にランクイン。全国燗(かん)酒コンテストではプレミアム熱燗部門で最高金賞を受賞するなど、高い評価を受けている。 今回の新酒まつりは、今季仕込んでできたばかりの純米酒「山丹正宗 純米酒 松山三井」をお披露目するほか、今年受賞した数々の日本酒を試飲・販売する。「今年の酒もいい調子で仕上がっている」と八木伸樹社長。「今回お披露目する『しぼりたて』(今季仕込んだ、火入れなどもしていないお酒)は、SAKE COMPETITION純米酒部門で6位にランクインした純米酒。出来たてのフレッシュさを味わってもらえれば」と話す。 当日は、地元飲食店などがフードを提供し、地元バンドがライブ演奏を行うほか、数量限定の甘酒や日本酒福袋も販売予定。「良い新酒ができているので、ぜひ飲みに来てほしい」と来場を呼びかける。 開催時間は10時~16時。入場無料。臨時駐車場を用意する。
みんなの経済新聞ネットワーク