【J1広島】加藤・大橋の中央大コンビ炸裂!広島が3点を挙げルヴァン杯プライムラウンド進出を決める
6月9日、エディオンピースウイング広島で開催された『2024JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド』は、広島が3-1で勝利しプライムラウンド進出を決めた。 【写真】2得点を挙げた加藤陸次樹 広島は前半で12本のシュートを放つなどFC東京ゴールに果敢に襲いかかるが、なかなか得点につながらない。さらに34分には、FC東京のFW・ディエゴ オリヴェイラと接触した荒木隼人が担架で退場するアクシデントに見舞われる。互いにゴールに迫るも決定機を決めきれないまま試合は後半へ。スコアが動いたのは後半8分だった。ゴール前の混戦から加藤陸次樹が右足を振り抜き、先制に成功する。その直後には加藤のクロスに大橋祐紀が反応し、先制からわずか2分後に追加点を挙げた。 中央大コンビの連続得点で勢いに乗った広島は、その後も再三FC東京ゴールに迫る。後半23分、ハーフウェーライン付近でボールを収めた塩谷司が前線の加藤にパスを送ると、加藤がそのまま持ち上がり、ペナルティエリア内でDF・森重真人を交わして右足を一閃、3点目を奪った。FC東京は後半32分に17歳のFW・尾谷 ディヴァインチネドゥが1点を返すが、その後は広島の守りに阻まれゴールを割れず。ルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦は、王座奪還を狙う広島が勝利を収めた。 試合後の会見でスキッベ監督は、「FC東京のカウンターは本当に脅威だった。ただ、自分たちのDFラインはそれを通さなかった。今日は最初から最後まで、自分たちの良いサッカーを見せることができたと思う」とコメント。2得点を挙げた加藤については「良いパスと良いクロスがくるようになったからではないかと思う」と笑いながら、「これまでもチームに大きく貢献してくれていた。このまま続けていってほしい」と述べた。途中退場となった荒木については、「隼人がケガをしてしまったのは非常に残念。チームにとっても大きな痛手になる」と、守備の要の離脱を悔やんだ。 広島-FC東京戦の結果を受け、プライムラウンドへ進出するクラブが出そろった。プライムラウンド進出チームは、プレーオフラウンドを勝ち上がった5チームにACL2023/24ノックアウトステージに出場する3チーム(横浜FM、川崎F、甲府)を加えた以下の8チーム。 ■札幌 ■町田 ■名古屋 ■新潟 ■広島 ■横浜FM ■川崎F ■甲府 プライムラウンドの組み合わせは、抽選により決定する。
広島アスリートマガジン編集部