ずっと使っていなかった銀行口座に「口座管理手数料」の案内が! 口座残高は「0円」ですが、支払わなくてはなりませんか?
長期間使っていなかった銀行口座について、取引金融機関から 「口座管理手数料が発生します」 というお知らせが届いたら驚いてしまいますよね。特に、口座残高が 「0円」であっても手数料を支払わなければならないのか、不安になる人もいるでしょう。口座管理手数料が発生する条件や、その金額についても気になるところでしょう。 本記事では、未利用口座における手数料の仕組みや、残高が0円の場合の対応方法について解説します。 ▼実家で子ども時代の「通帳」を発見! 引き出しは可能なの?
口座残高0円の場合の手数料
未利用の口座に対して、銀行が「管理手数料のお知らせ」を送ることはありますが、残高が0円の口座に対して、銀行側が「手数料の徴収」をすることはありません。ただし、口座が自動解約されてしまう可能性はあります。 つまり、残高0円の口座所有者が手数料を支払う必要はありませんが、口座を維持することができなくなってしまう可能性があることに注意が必要です。 大事な口座が知らない間に消えてしまっていた……なんてことにならないように、通知が届いたらすぐに対応しましょう。 また、金融機関によって対応が異なる場合があるので、必ず取引している金融機関に確認することをおすすめします。
未利用口座管理手数料とは?
未利用口座管理手数料は、しばらく使われていない銀行口座にかかる手数料のことです。この制度は、不正口座の開設や犯罪への悪用を防ぐことを目的に導入されました。一般的な適用条件は、以下の通りです。 ・未利用口座となる条件 最後の預け入れまたは引き出しの取引から、一般的に2年程度経過した口座が未利用口座となります。 ・対象口座 手数料は、普通預金や貯蓄預金などの一般的な預金口座に適用されます。一部の定期預金や投資信託口座などは対象外になることが多いです。 ・手数料金額 年間で1100円~1320円(税込)程度となるのが一般的です。具体的な金額は金融機関によって異なるので、一度ホームページなどで確認してみると安心です。