【記者】 「万博会場の入口のそばについに目玉となるパビリオンが完成しました」 23日報道陣に公開された大阪ヘルスケアパビリオン。水都大阪をイメージし、パビリオンの周りには水が流れています。「いのち」と「健康」をキーワードに450を超える企業が出展します。 こちらは最新の技術を使った展示。肌や目など6つの項目を短時間で確認し、体の状態を測定することができるということです。他にも微細な泡を使ったファインバブルを手がける会社、「サイエンス」が開発する人間洗濯機や、25年後の自分の姿をアバターで見られるブースなども登場します。 【公社 大阪パビリオン 田原裕之総務課長】「大人から子どもまで命と健康だけでなく、新しい自分に気づいてもらったり、よりよく生きるためのヒントを発見してもらって、楽しい思いになってほしい」 続いて向かったのは「関西パビリオン」。 まだ内装は施されていませんが、この場所では兵庫や京都など9つの府県の展示スペースが並び、それぞれ多彩な魅力を発信します。例えば滋賀県だと「びわ湖」の美しさを7色で体感できたり、鳥取砂丘の砂を一面に敷き詰め、周りを鏡張りにすることで現地にいるかのような映像体験ができます。さらに福井県ではこのド迫力の恐竜に会える体験もできるということです。 さらに…【会場の音声】「 頭部取り付けが完了いたしました」 国民的アニメ「ガンダム」の実物大の像が完成しました。先だって安全祈願も行われたこの上頭式。設置された巨大な像は総重量49.1トン。指先までの高さは17メートル。片膝を地面につき、遠い空をあおぎます。ガンダム世代ど真ん中の48歳の記者も、生で見るモビルスーツの迫力に 【記者】「こんなに大きかったんですね」 ガンダムがテーマのこのパビリオンでは宇宙での暮らし体験などができます。大阪・関西万博まであと172日です。