ACL決勝第１戦に駆け付けた横浜F・マリノスのサポーター　撮影：中地拓也

　5月11日、横浜F・マリノスがアジア王者の座を懸けてアルアインと対戦した。その試合を前に流された特別映像と音楽が絶賛されている。 ■【動画】「この映像がスタジアムに流れた時泣いた」現地サポーターの涙を誘った、横浜FMが決戦前に流した「特別映像＆音楽」■ 　ACL決勝はホーム＆アウェイで行われる。第1戦の舞台は横浜国際競技場。ファイナリストである横浜F・マリノスの本拠地だ。 　ACLでは、数々の制約がある。Jリーグでは当たり前のものも、この大会ではお目にかかれないことが多い。販売されるグッズやスタジアムグルメだけでなく、使われる音楽やユニフォームも異なる。他クラブでは選手を送迎するバスのメーカー名を隠した例もあるほか、場合によってはスタジアム内の時計を隠すこともある。 　横浜F・マリノスは、公式エックスで「ACLの舞台ではこれまで都合により使用できなかった ＃マリノスアンセム をどうにかしてスタジアムで流したいという想いで制作しました」と綴り、1分32秒にわたる特別映像を公開した。 　そこに収録されているのは、『横浜F・マリノス Anthem』をバックにここまでの“航海”を凝縮したものだ。クラブにとって、ACLのファイナルは史上初。新たなタイトルを取るためにチームやサポーターを鼓舞すべく、映像を制作したようだ。

■「この映像がスタジアムに流れた時泣いた」

　現地で多くのサポーターの涙を誘い、そして、心を高ぶらせたこの映像が公式エックスで公開されると、以下のような声が寄せられていた。 「このスペシャルムービーを見て涙したサポーターは何人いたのだろうか。ちなみに自分はその1人です」 「そんな想いが込められていたのですね」 「これ永久保存で残したいな」 「これ現地で見てたら多分俺号泣してた」 「コレオのシートを掲げながら映像と大好きなマリノスアンセムも相まってうるうるして、でもまだ泣くのは早い!と我慢しました。もう一度見たいと思っていたので嬉しいです!」 「この映像がスタジアムに流れた時泣いた」 「スタジアムでこれ見て泣いてたおっさんの一人です」 　決勝第2戦は日本時間の5月26日1時にキックオフとなる。航海は新タイトル獲得という最高の目的地へとたどり着くか。さまざまな思いを胸に、決戦に挑む。