紅葉との「共演」楽しんで 丹波篠山の3古寺が御朱印押すための切り絵作成
兵庫県丹波篠山市の紅葉の名所である3つの天台寺院、大国寺(同市味間奥)、文保寺(同市味間南)、高蔵寺(同市高倉)が連携した「丹波篠山もみじ三山」巡りが11月1日から始まる。 【写真】まるで鏡写し、床にも映えるドウダンツツジ 境内彩る紅 三山巡りでは、紅葉狩りの行楽客向けに新たにオリジナル切り絵を作成。御朱印を押すアイテムとして、1枚1200円で販売する。縦15センチ、横21センチの白い紙に、各寺ゆかりの観音像や仁王像、本堂、紅葉などが刻まれている。御朱印代は各寺300円。 文保寺の広田実光住職は「紅葉の赤をバックに切り絵を透かし見てもらうのも良いのでは」とPR。大国寺では存在感抜群のオオモミジ、文保寺では大イチョウと川沿いに連なるイロハモミジ、高蔵寺では約300本のイロハモミジやドウダンツツジが見どころだ。 11月末までで、9、10、23日にはJR篠山口発着の特別周遊バスも予約制で運行予定。入山志納金は各寺400円(高校生以下は無料)。