WEST.、10年7ヶ月ぶりに大阪松竹座に凱旋「この7人で本当に良かった」【ゲネプロ&囲み取材リポート】
今年10周年を迎えた7人組グループ・WEST. が、15日、大阪松竹座で『WEST.10th Anniversary 大阪松竹座公演』を開幕した。有観客公演としては「なにわともあれ、ほんまにありがとう!」(2014年4月26日~5月6日)以来、10年7ヶ月ぶりに同劇場に凱旋。笑いの要素をたっぷりと詰め込み、WEST.らしさ全開の芝居やダンス、ショータイム、トークを展開。このほどゲネプロと囲み取材のリポートが到着した。 お芝居、歌と多彩な顔を披露。お芝居では、大阪を舞台に、業界トップに躍り出たある建設会社の秘密を探るため、特命業務を任された2つのライバル建設会社のクセの強い社員たちがそれぞれ跳躍する。が、案の定うまくいくはずもなく、物語はあらぬ方向へ…。 7人が織りなすシチュエーションコメディは冒頭から爆笑に次ぐ爆笑。一方、楽曲披露するSHOW TIMEパートでは、趣向をがらりと変えて華やかなセットをバックに楽曲が持つ魅惑的な世界へ誘ったかと思うと、アコースティックライブ風や、手持ちカメラでメンバー同士が撮影し合ったりと様々な方法で舞台を彩った。舞台は生ものアドリブなども期待できるWEST.なので、毎公演回ごとに違った楽しみ方ができそうだ。 同公演ではチケットが即完売しプラチナチケットになったことも相まって24日と千穐楽の25日には全国の映画館233館と大阪松竹座をつないでライブビューイングも実施。その際には来場者特典として数量限定の入場者プレゼントとなる特製ポストカード配布も決定している。 ■囲み取材コメント 中間淳太:WEST.としては、有観客では10年たっての松竹座なので、ここに帰ってきたな、という気持ちでいっぱいです。僕はデビューしてからほぼ初めてお芝居をしたので、メンバーと一緒に演技が出来たのがすごく心強かったです。この舞台でファンの皆さまに恩返しできたらなと思っています。 藤井流星:今年はツアーも2回やりましたし、10周年イヤーのラストで松竹座公演が出来るのがうれしいです。しかもお芝居で、充実感があります。 濱田崇裕(※濱=異体字):松竹座はシンプルに懐かしいです。場内のちょうちんとか3階席ってこんなに近かったっけ?とか…すごく懐かしい。僕は13歳の時に初めてステージに立ったのが松竹座でした。今35歳になりましたが、公演中に誕生日も迎えますし、楽しみがいっぱいあります。 小瀧望:濱ちゃんは13歳の時?僕は12歳の時です!初めてステージに立ったのが(笑)!人生初のステージという意味でもここは特別な場所ですね。エモーショナルな気持ちでいます。今回は7人だけで7人で完結する物語です。思う存分、僕たちが届ける平和な時間を楽しんでいただきたいと思います。 神山智洋:松竹座は僕たち7人の青春が詰まったところです。7人がデビューして7人で10周年のタイミングで戻ってこれたのがめちゃくちゃ感慨深いです。今回、松竹座のスタッフの皆さんからもお帰り、と言ってもらえて、育てていただいて場所に帰ってこられたのはうれしかったです。 重岡大毅:デビューして10年たって、ジュニア時代に出させていただいた松竹座に7人で立てたことが本当にうれしいです。この7人で本当に良かったなと思います。この公演は10周年の締めくくりとなるようなものになると思います。 桐山照史:僕と濱田は、公開オーディションも松竹座でした。そこからずっと松竹座に育てて頂いて、今回WEST.としても思い入れのある舞台に帰ってこられました。去年「キャメロット」の舞台で松竹座に立ったんですが、その時は一人でしたから。松竹座のスタッフさんから“7人での公演、待ってるからね”と声をかけて頂いてました。ファンの人や全国の映画館生中継のお客様と共にこの公演を走り切りたいな、と思っています。