60代ミニマリスト「買わなくなったもの」5つ。ものの代わりに心のゆとりと自由を手に入れた
4:文房具
子どもの頃から文房具が好きで、長年、家にはストックがたくさん。しかし、店で新商品や便利そうな商品を見つけると気軽に買う生活を続けていました。 文房具はひとつひとつの値段は高くないし、小さいからそんなに場所もとらない…そう思っていましたが、不用品を大々的に捨てたとき、使っていない文房具や使いかけの事務用品がたくさん出てきてうんざりしました。 このとき、大いに反省して、今は必要にならない限り文房具は買いません。一時期は、家に置くボールペンを1本にするほど。 持っている文房具をちゃんと使うことを心がけています。ノートやボールペンを使いきることができると本当に気分がよく、自己肯定感もあがります。
5:キャラクターグッズ
かわいい雑貨が好きで、よく買っていましたが、オモチャっぽいものやファンシー雑貨と呼ばれるのはまったく買いません。「入れものがかわいい」といった理由でなにかを買うこともありません。 雑貨そのものをあまり買わなくなりましたが、必要があって買うときは、かわいさより利便性を重視しています。 かわいいものを買う年齢ではなくなったというのもありますが、キャラクター雑貨は主張が強く、デザイン重視のせいか使いにくいものが多いので選ばないのです。キャラクターグッズのおまけにひかれて雑誌を買うことも、14年前に使いこなせない付録を買った体験をしてからきっぱりやめました。 長年持っている小ぶりのペンギンのぬいぐるみ4体(娘のお下がり)とサザエさんのソフトビニールの貯金箱が、私の「かわいいもの部門」のメンバーです。 以上、私が買わなくなったものを紹介しました。買わなくなったいちばんの理由は、「ミニマルに暮らす」ことにしたからですが、ものの管理に時間やエネルギーを取られないのでとても快適です。ものを家に入れなくなった代わりに、心のゆとりと自由を手に入れました。
筆子