【ほったらかしガーデニング】春から冬まで「ほぼ放任でも毎年花咲く」ナチュラル多年草8選
「ガーデニングにあまり時間をかけられないけれど、一年中お花が咲く庭をつくりたい」という方におすすめなのが、ほったらかしでも毎年花を咲かせてくれる多年草です。 【写真9枚】キュートで野趣あふれるチェリーセージなど「ほったらかしでも毎年美しい花咲く多年草」紹介します! 多年草は、一度植えれば毎年葉や花を出して成長する植物。苗の購入や植替えの手間がかからず、ナチュラルな雰囲気の植物が多いなど、魅力がたくさんあります。 この記事では、植えっぱなしで毎年ナチュラルな花が咲く、初心者でも育てやすい多年草を8つ、参考価格とともにご紹介します。 ※植え付け適期は、南関東の平野部を基準としています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ほったらかしでも毎年花咲く多年草」
・ムスカリ ・宿根イベリス ・チェリーセージ ・スイセン ・アジュガ ・アスチルベ ・シュウメイギク ・クリスマスローズ どれもお世話の手間がほとんどかからない、丈夫な多年草ばかりですよ。季節ごとに咲く野趣あふれる花々、次で詳しく見ていきましょう!
ほったらかしでナチュラルガーデン!日なたで毎年咲く多年草4選
●春:ムスカリ[落葉] 小さいブドウのような花がかわいらしいムスカリ。花色は定番の青に加え、白やピンクなどがあります。年々花が増えて群生する様子も美しい宿根草です。 草丈が低いため、花壇の前面に植えて楽しむほか、寄せ植えにも使えます。切り花にしてもおしゃれですよ。 植え付け適期は、10~12月。とくに手がかからず、ほったらかしOKです。 ※参考価格:350~500円前後(3~3.5号ポット苗) ●初夏:宿根イベリス[常緑] 宿根イベリス(イベリス・センペルヴィレンスなど)は、白い金平糖のような清楚でかわいらしい花を、株いっぱいに咲かせます。草丈が低く、這うように成長するため、花壇の縁取りやグランドカバーとして楽しむのがおすすめです。 植え付け適期は、3~4月と9~10月。過湿を嫌うので、乾燥気味に育てましょう。寒冷地では冬に葉を落とすことがあります。 ※参考価格:300~800円前後(3~3.5号ポット苗) ●初夏~秋:チェリーセージ[半落葉] サクランボのような甘い香りの小花が魅力のチェリーセージ。花色は、赤、ピンク、黄色、白などで、ナチュラルガーデンによく合います。 草丈が高く、花壇の後方で風に揺れる姿が爽やか。切り花やポプリ、ドライフラワーなど、楽しみ方が豊富なのも嬉しいポイントです。 植え付け適期は、4~5月と9~10月。暑さ寒さに強く、暖地では冬もあまり葉を落としません。 ※参考価格:300~600円前後(3~3.5号ポット苗) ●冬~春:スイセン[落緑] スイセンは、花が少ない冬の初めから春先までのお庭を、明るく彩ってくれる人気のお花。品種が多く、花色や花形のバリエーションが豊富です。夏は葉を落として休眠するため、冬に休眠する多年草(宿根草)と一緒に植えるのがおすすめです。 植え付け適期は9~11月。球根が腐らないよう、水はけのよい土に植えましょう。スイセンには毒があるので、お手入れの際は手袋をし、誤食に注意してください。 ※参考価格:300~600円前後(3~3.5号ポット苗)