体操ニッポン激闘後のリフレッシュ 体操教室で小学生と交流 橋本「昔の自分を見ているよう」
パリ五輪体操男子団体で金メダルを獲得した橋本大輝、萱和磨、谷川航(いずれもセントラルスポーツ)と、16年リオデジャネイロ五輪団体金メダルの田中佑典(田中ク)が17日、都内で行われた体操教室に講師として登場した。 小学生を対象に応募から選ばれ、親子合わせて49人が参加した。田中が「五輪見てました?」と声をかけると、「は~い!」と元気いっぱいの声が響き渡り大盛況。オリンピアン達がバク宙や、美しい前転などを見せるたびに拍手が起こった。 約1時間子どもたちと交流し、橋本は「少しでも体操の楽しさを体験してもらえたと思う。ジャンプダメと言ってもしちゃうくらい元気で、昔の自分を見ているようだった」と笑顔。萱も「これまで五輪で戦ってきて、今日は心のリフレッシュができた」と白い歯を見せた。谷川は「ぜひ体操(の試合)を見に来てもらえたら」と呼びかけていた。 五輪の激闘を終え、選手達の一息付ける時間。橋本は今後について「自分の気持ちに正直に、目標と気持ちを再確認していきたい」と慎重な姿勢。萱は「体操をやりたい気持ちが強くなってる最中。20年間夢をノンストップで思い続けてきて、簡単に『ロス五輪!』とは言いたくないけど、やるからにはロスで金を目指したい」と4年後を見据えていた。