〝神取忍還暦祭り〟はサプライズ満載!メインでまさかの敗北も「人生負けてから起き上がる」
〝ミスター女子プロレス〟こと神取忍(60)が、自身の記念興行「神取忍還暦祭り」(18日、東京ドームシティホール)で躍動した。 【写真】氣志團とダンスする神取忍 座SHOWによる太鼓と演舞で幕を開けると、神取の開会宣言で大会がスタート。第1試合後には氣志團がサプライズ登場し、学ランを着た神取と井上貴子とともに「One Night Carnival」を熱唱した。第2試合後には歌手で俳優の嶋大輔(60)が「男の勲章」を披露し還暦を祝った。 第3試合後には、お祝いに駆けつけたバブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンが「WON’T BE LONG」を歌い会場を沸かせた。 大会中には1990年代の対抗戦ブームで激闘を繰り広げた北斗晶をはじめ、ジャガー横田やブル中野など多くのレスラーや歌手の倖田來未、大黒摩季など芸能界からもお祝いのメッセージが届いた。 さらにこの日は会場にネットフリックスドラマ「極悪女王」でダンプ松本役を演じたゆりやんレトリィバァ、松永俊国を演じた斎藤工も来場した。 ようやく迎えたメインイベントで神取は梅咲遥、水波綾と組み、堀田祐美子&中森華子&なつぽいと激突。スペシャルリングアナウンサーを務めたロックバンド・SHOW―YAの寺田恵子に呼び込まれると、赤と金を基調とした新しいコスチュームに身を包んだ神取が入場した。 試合中にはなつぽいに「ぽーい」とあいさつされ、イラ立ちを見せる場面もあったが、堀田と向き合うと表情が一変。押し合い、一気にワキ固めで捕らえた。その後も堀田と張り手合戦でやり合った神取だったが15分過ぎ、水波のラリアートが誤爆しマットの上で大の字に。そのまま中森に丸め込まれた神取は3カウントを献上した。 まさかの結末に会場がどよめいたが、マイクを持った神取は「負けちゃいました…まあ人生、負けてから起き上がるんです」と堂々と語った。 最後には「デビュー戦も大場所も全部負けてきた。でもそこから起き上がることを学んだ。還暦なんて関係ない。気持ちさえあれば前を向ける。だからみんなも前を向いてください!」と熱いメッセージを送り大会を締めくくった。
東スポWEB