【楽天】伊藤裕季也100万円増「数字以外の部分を評価」来季は「最低でもキャリアハイ」
楽天伊藤裕季也内野手(28)が28日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、100万円増の年俸1950万円で更改した。 6年目の今季は44試合に出場し、打率2割6分1厘、2本塁打、10打点。初めてとなる左翼での出場なども経験し「数字だけ見たらダウン寄りかと思っていたが、数字以外の部分を評価していただけた」とした一方、「レギュラーを取れなかった面はすごく悔しい気持ちが一番あるんですけど…それとは別で、試合に出られない状況でモチベーションを保つ難しさも大きい部分を占める」と振り返った。 1軍昇格後の9月14日の日本ハム戦では、自身初となる4安打。9月17日のロッテ戦では10回裏に代打で出場し、初のサヨナラ打を放ち勝負強さもみせた。能力や技術を加味し「こういう状況でどうしたらいいか、三木監督と2軍で話したことで、選択肢が増えた」と手応えも感じた。 来季は内野、外野共にレギュラー争いが想定される。「最低でもキャリアハイ。試合に出れるポジションで出る」。今オフは走攻守全てにおいての強化と体作りを徹底的に行い、求められた場所で咲く準備をしていく。(金額は推定)