アンジュルム・川村文乃 グループ卒業&芸能界引退 涙ぐみ「全力で泳ぎ続けたアイドル人生は唯一無二」
アイドルグループ「アンジュルム」の川村文乃(25)が28日、東京・日本武道館で自身の卒業公演「ANGERME 10th ANNIVERSARY TOUR 2024 AUTUMN『ROOTS』川村文乃 FINAL ☆KIRAKIRA☆」に出演した。この日をもってグループを卒業し、芸能界を引退した。 【写真】川村文乃、写真集イベント開催10分前に完成品が手元に 川村はグループに2017年6月に加入。サブリーダーとしてメンバーをけん引してきた。この日は、約1万人のファンを前に、ラスト参加シングル「初恋、花冷え」、自身のソロ曲「夢見た 15年」など全28曲を披露。メンバーカラーであるライトパープルをベースにした衣装を身にまとった川村は「アンジュルムの皆とキラキラ輝きたい。忘れられない時間を過ごしたい」と意気込んだ通り、笑顔で公演を走り抜けた。 卒業セレモニーはライトパープル一色に染まり、会場から「文乃コール」を浴びてスタート。ファンを見つめながら「アイドルになりたいと夢見た幼い頃の私は、15年後、こんなにもたくさんの人に応援してもらえて。世界は愛であふれているものだと感じることができてます」と語り「メンバーと応援して下さった皆さんのおかげで夢がいっぱいかなったし、いろんな夢も見ることができました」と感謝した。 アイドル生活の中で「自分の弱さから逃げ出したくなることも何度もあった」という川村。「流した涙は、全て意味のある涙でいろんな涙を流してアンジュルムになれた。全力で泳ぎ続けたアイドル人生は唯一無二で、きらきらしちょって、面白くて頑張ってよかった」と故郷の土佐弁を交え、涙ぐみながら思いを伝えた。
報知新聞社