サウナで観光客誘致に力を入れる鳥取県が、横浜市にあるサウナの聖地でＰＲイベントを開きました。 イベントには平井知事がラブコールを送り続けてきた「とっとり」と「サウナ」に縁のあるゲストが登場。 「夢の対談」も実現しました。 鳥取県・平井知事： 「なんときょうはＪＡＬのあの憧れの鳥取社長にお会いすることができました。県民みんな会いたがっているんですけど、どげな人だろうか」 横浜市、サウナの聖地と言われる施設「スカイスパ横浜」で、鳥取県がサウナを活用した観光ツアーのＰＲイベント。平井知事のラブコールに応え、登場したのはＪＡＬ日本航空の鳥取三津子社長です。 今年１月、鳥取社長の就任が発表されると、平井知事は定例会見で。 鳥取県・平井知事： 「妙に親戚が偉くなったような喜びを感じた」 祝電を贈るなどラブコールがきっかけで、今回、念願の対談が実現しました。 しかし…。 日本航空・鳥取三津子社長： 「鳥取なんですが、鳥取県に行ったことがありません」 鳥取に行ったことがないと、まさかのカミングアウトです。 そんな鳥取社長と平井知事。縁を取り持ったのは「サウナ」でした。 ＪＡＬは２０１９年からサウナを目的に旅をする通称「サ旅」事業を展開。 一方、鳥取県も２０２０年から「ととのうとっとり」をキャッチフレーズに県内のサウナ施設を活用した観光ツアーづくりをスタート。 今年６月には、ＪＡＬの社員を琴浦町の一向平キャンプ場に招待。 鳥取のサウナ旅の魅力を発信しました。 イベントでは、鳥取社長が「鳥取グルメ」に舌鼓。 日本航空・鳥取三津子社長： 「もちもちしてる。おいしいです」 鳥取県・平井知事： 「鳥取はおいしいものをとっとります」 ＪＡＬ鳥取社長へのラブコールが実り、絶好調の平井知事。 こんなお願いも…。 鳥取県・平井知事： 「『つながりは、未来への翼だ。』っていい言葉ですね。つながりは平井への翼、鳥取に翼ごときていただいたら。ＪＡＬの機体も見たい」 現在、ＪＡＬの路線がない鳥取県にも就航をラブコール。 さらに「鳥取人」の認定証を鳥取社長に贈り、あの手この手で鳥取県を売り込みました。 日本航空・鳥取三津子社長： 「鳥取県の素晴らしいところを私ももっと勉強してみなさんにお知らせしていきたい」 平井知事のおもてなしですっかり「ととのった」鳥取社長。 鳥取県と一緒にサウナ旅を盛り上げることを約束しました。 サウナの聖地「スカイスパ横浜」では、夢の対談をきっかけに「ととのうとっとりサ飯フェア」を開催。鳥取社長も太鼓判を押したあごかつカレーや、鳥取のソウルフード牛骨ラーメンなどを特別に提供。「サウナ」を通じて鳥取の新たな魅力を発信します。