國井勇輝、ポールポジション獲得「落ち着いて連覇を目指す」/2024全日本ロード第7戦岡山 ST1000予選
9月28日、2024年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 スーパーバイクレース in 岡山のST1000クラス予選が岡山県の岡山国際サーキットで行われ、國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.)がポールポジションを獲得した。2番手は羽田太河(Astemo HondaDream SI Racing)、3番手は岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)となっている。 全日本ロードレース第7戦岡山のST1000クラス予選でトップタイムをマークしたのは國井だった。 朝から曇天となった予選日。昼頃からその雲が黒く怪しい様子を醸し出していた。そんな中での40分間のタイムアタック。羽田、國峰啄磨(TOHO Racing)、國井の1分32秒台後半での攻防でセッションが開始される。ここに岩戸も加わる。 しかしすぐに國井が1分32秒417と1分32秒台前半に突入。連覇に向けて気を吐く。 セッション中盤。心配していた空模様はどんどん回復。薄陽が射しだした。 セッション後半にタイムを更新する上位陣は表われず、そのまま國井がポールポジションを獲得。羽田が0.279秒差で2番手、岩戸が0.374秒差の3番手に入りフロントロウを獲得した。 ■國井勇輝(SDG Team HARC-PRO.) 「前戦オートポリスでは、レース1はうまく波に走れなかったのですが、レース2はうまくセッティングを見つけることができて優勝、その勢いのままアジア選手権マレーシアへ行ってきました。そしてセパンから帰ってきてすぐに全日本岡山の事前テストがあり、バイクのフィーリングというよりも体力がきつかったです」 「今週は事前テストとはコンディションが変わっていて、初日は合わせきれませんでしたが、今日は合わせることができてよかったです。ポールポジションが取れたことも決勝に向けていい流れかなと思います」 「明日は自分の強みを生かして、オートポリスのときのように優勝できるよう頑張ります。今週に入り、周囲がチャンピオンに対してプレッシャーをかけてきてる気がしますが、まずはひとつのレースとして、焦ることなく落ち着いて走りたいと思っています」 [オートスポーツweb 2024年09月28日]