Z世代に人気のSNSアプリ「BeReal」をゲーム会社「Voodoo」が買収… 今後の戦略は?(海外)
ソーシャルメディア・アプリのBeReal(ビーリアル)がゲーム会社Voodoo(ブードゥー)に5億ユーロ(約843億円)で買収された。 BeRealはコロナ禍でブームとなって以降、伸び悩んでいた。共同創業者でCEOのアレクシ・バレイヤ(Alexis Barreyat)氏も会社を去る。 Voodoo Games側は、デイリーユーザーを4倍に増やし、広告を「できるだけ早く」実施する計画だ。 BeRealが買収された。 コロナ禍で大人気となったものの、ユーザーと長期的な関係を築くのに苦労していたこのSNSアプリは、フランスのゲーム会社Voodooに買収された。 VoodooはBeRealの評価額を5億ユーロと発表した。同社のCEOアレクサンドル・ヤズディ(Alexandre Yazdi)氏は、買収は6月11日(現地時間)に現金と株式の組み合わせで完了したとBusiness Insiderに語った。 Business Insiderで3月に報じたように、BeRealは買収を望んでいた。 Voodooへの売却の一環として、共同創業者でCEOのアレクシ・バレイヤ氏は移行期間を経て会社を去る。バレイヤ氏の後任には、Voodooが所有するソーシャルメディア・アプリWizzのCEOアイメリク・ロフェ(Aymeric Roffé)氏が就く。
Voodooの計画
ヤズディ氏はBeRealに大きな可能性を感じていて、5億ユーロという評価額は「象徴的なソーシャルネットワークに成長できるとわたしたちは信じているので、良い価格だ」と述べた。 同氏は、2年以内にBeRealのデイリーアクティブユーザー数が現在の2500万人の4倍の、およそ1億人になると見込んでいる。 「ユーザー1億人は、一流のソーシャルネットワークだ」とヤズディ氏は語った。
Kali Hays