ロイヤルズ、WS制した2015年以来のシーズン勝ち越し確定 ウィットJr.がキャリアハイ31号で100打点初到達
● パイレーツ 1-5 ロイヤルズ ○ <現地時間9月14日 PNCパーク> カンザスシティ・ロイヤルズがパイレーツとの敵地3連戦に勝ち越し。ボビー・ウィットJr.内野手(24)がキャリアハイとなる31号本塁打を放つなど3打点の活躍を収めた。 ウィットJr.は初回、11試合ぶりとなる31号先制ソロを左翼スタンドに運び、キャリア初のシーズン100打点目を記録。さらに5回表に犠飛、7回表には適時二塁打を放ってパイレーツを突き放し、2連勝に貢献した。 勝利したロイヤルズは今季82勝目を挙げ、ワールドシリーズ制覇を果たした2015年以来となるシーズン勝ち越しを確定させた。13試合を残し、試合終了時点でアメリカン・リーグ中地区首位のガーディアンズまで2.5ゲーム差に接近。ワイルドカード圏内2番手に入り、圏外との差を5.5ゲームに広げている。 MLB通算142勝のボビー・ウィット氏を父に持つウィットJr.は、2019年ドラフトで全体2位指名を受けてロイヤルズに入団。デビュー年の2022年に「20本塁打-30盗塁」を記録すると、昨季は「30本塁打-49盗塁」に更新。今季は初のオールスターゲーム出場を果たすなど飛躍を続け、全149試合に出場して打率.333、198安打、31本塁打、102打点、28盗塁、OPS.984をマークしている。
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