タレス・アレニア・スペースが「シグナス」補給船の新型モジュールを製造中 貨物搭載量が大幅増
■搭載量をさらに向上させたシグナス補給船が今後登場予定
今回タレス・アレニア・スペースから完成が発表されたのは、改良型シグナス補給船のPCMよりもさらに改良が加えられた最新型のPCMの主要構造です。同社によると、最新型PCMを採用したシグナス補給船の最大貨物搭載量は5000kg・容積は36立方mと大幅に増加します。前述の通り、最新型PCMはモジュールの構造を検証するための圧力テストが2024年秋に予定されており、最終的な組み立て、統合、試験などは2025年に行われる予定だということです。 Source Thales Alenia Space - Primary structure completed for Northrop Grumman’s next generation of Cygnus pressurized cargo modules Northrop Grumman - Cygnus Spacecraft
出口隼詩 / sorae編集部