トランプ氏、プーチン大統領に“脅し”?…電話会談は「作り話」と露側が否定のワケ 各国でトランプシフト【#みんなのギモン】
■トランプ氏と親交深めるため…韓国では
森圭介アナウンサー 「今回はロシアの話でしたが、他の国でもトランプ氏との関係(づくり)を模索しているんですか?」 近野解説委員 「当然(トランプ氏は)個性の強い方なので、始まっています。韓国のメディアは11日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領について『8年ぶりにゴルフクラブを握った』と報じました」 森アナウンサー 「トランプ氏がゴルフが好きだからですね」 近野解説委員 「ゴルフ好きのトランプ氏と親交を深めるために、周囲から『ゴルフ外交を準備すべきだ』との助言を受けて、練習を8年ぶりに始めたそうです」
■ゴルフで距離を縮めた安倍元首相
近野解説委員 「トランプ氏とのゴルフ外交といえば、思い出されるのは安倍元首相です。2019年、当時の安倍首相もトランプ氏とゴルフを通じて距離を縮め、『シンゾーはスペシャルだ』と言われる関係になっていきました」 「トランプ氏はそれより前の2017年、ゴルフについて『ランチよりゴルフをする方が、相手のことを知ることができる』とも話しています。斎藤さんもゴルフをされます、どうですか?」 斎藤キャスター 「ランチだと長くても2時間くらいですが、ゴルフは5~6時間ずっと一緒にいます。しかも、気を遣える人とそうでない人に分かれます。遠くの変な所に(ボールが)行った時に、『なんだよ!』と言う人と、最後までちゃんと気を遣える人とに分かれる印象があります」
■石破首相は「自分ならではの外交を」
近野解説委員 「石破首相はどうでしょうか。周辺から『ゴルフをやった方がいい』と伝えられたことがあったようです」 斎藤キャスター 「石破首相はゴルフはやらないんですか?」 近野解説委員 「やらないようですが、高校時代はゴルフ部でした。同級生によると、腕前は『真ん中』。ただ今は、『安倍元首相と同じやり方ではなく、自分ならではの外交を模索したい』とゴルフ外交にはあまり積極的ではない様子だそうです」 鈴江アナウンサー 「安倍元首相と同じやり方ではなくとも、トップ同士の外交はとても重要な意味を持ちますよね。一方で“トランプシフト”という形で各国が動き出しているので、日本の政治は今不安定な中ですが、しっかりそこに合わせていかないといけませんよね」 近野解説委員 「これから動きがますます活発になっていくと思います。トランプ政権の閣僚などの顔ぶれがこの後どんどん固まっていきます。そうなると、徐々に政策の方向性も見えてきます」 「その時にトランプ氏がどの国の誰とどんな会話をしたのか、その意味をしっかりと読み解いていく必要が出てきそうです」 (2024年11月12日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)