大谷翔平、PS第2号の125m確信3ラン 完勝ドジャース2勝1敗、計3発&ビューラー粘投
ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ● メッツ 0 - 8 ドジャース ○ <現地時間10月16日 シティ・フィールド> ドジャースの大谷翔平選手(30)が16日(日本時間17日)、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦に「1番・指名打者」でフル出場。8回の第5打席にダメ押しの右越え3ランを放ち、チームの完勝に貢献した。 1勝1敗で迎えたニューヨークでの敵地戦。初回の第1打席は大ブーイングを浴びながらメッツの先発右腕・セベリーノと対戦し、初球を打ち損じ一ゴロに倒れた。2点リードで迎えた3回の第2打席は先頭で四球出塁。続くベッツも四球を選び無死一、二塁の好機としたが、後続が倒れ得点にはつながらなかった。 三たび先頭だった5回の第3打席は、1ボール後のスイーパーに詰まらさせ右飛。6回の第4打席は二死無走者で元西武の右腕・ギャレットと対戦し空振り三振に倒れた。 それでも4点リードで迎えた8回の第5打席、一死一、二塁の好機で3番手右腕・メギルの2球目カットボールをフルスイング。打球速度115.9マイル(約187キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)の一撃は右翼ポール際へ飛び込むダメ押し3ランとなり、大谷は打った直後、ベンチを指さしながら悠然とダイヤモンドを一周した。 これがリーグ優勝決定シリーズ初アーチ。ポストシーズン(PS)では同点3ランを放ったパドレスとの地区シリーズ第1戦以来、7試合ぶりの2号アーチとなった。 この日は4打数1安打3打点、1四球1三振の打撃結果。ポストシーズンの通算打率は.226、OPSは.770となった。 ドジャース打線は2回、8番・スミスの適時内野安打と8番・エドマンの中犠飛で2点を先取。6回は9番キケ・ヘルナンデスの左越えソロで4-0とし、8回以降は大谷の右越え3ラン、4番・マンシーの右越えソロでダメ押しの4点を加えた。 投げては先発のビューラーが、ピンチで踏ん張り4回3安打無失点の粘投。5回以降はリリーフ陣がゼロを重ね、完封リレーで今シリーズの対戦成績を2勝1敗とした。
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