【エリザベス女王杯】ゴールドエクリプスで挑む 田口貫太騎手が3度目のGⅠ騎乗へ意気込み語る
デビュー2年目の若武者がGⅠ初制覇へ燃えている。20歳の田口騎手が、ゴールドエクリプスとの初コンビでエリザベス女王杯に参戦。金星ゲットへ、意気込みを語った。 「GⅠに乗せていただけることは大久保先生をはじめ、関係者の皆さんに感謝しています。初めてのGⅠ騎乗より落ち着いていけると思います。しっかりとしたレースをできるよう頑張りたいです」 自身はルーキーイヤーの昨年、阪神JFのニュージェネラル(17着)でGⅠ初騎乗。今年は、天皇賞・春(ゴールドプリンセス9着)も経験した。GⅠ3度目となるエリザベス女王杯は、ムーア騎手やマーカンド騎手、C・デムーロ騎手など世界の名手との争いになる。「自分の経験になると思うので、成長につなげたい」と世界レベルの技術の吸収に意欲的だ。 ゴールドエクリプスとは初コンビながら1週前、最終追い切りと2週連続で騎乗。「すごくいい馬だなと感じました。背中の使い方やギアの上がり方からしても、もっとやれていい馬だと思います」と好感触を伝える。続けて、「道中でうまく我慢を利かせて、折り合いをつけて運べれば」とレースをイメージした。 先週は2勝を挙げて、ルーキーイヤーのJRA35勝を上回るキャリアハイの37勝まで勝ち星を伸ばした。勢いに乗る田口騎手が大舞台でも輝きを放つ。(山口大輝)