【阪神C】4年連続重賞勝ち!ナムラクレアがルメールとの初コンビで重賞5勝目「G1を勝つことができる」
「阪神C・G2」(21日、京都) ルメールとの新コンビで本来の末脚をさく裂させた。1番人気のナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川)が大外一気に差し切り、昨年のキーンランドC以来となる重賞5勝目を飾った。 序盤はアサカラキングが積極的に逃げる展開。道中は13番手あたりの外めで脚をためると、馬群が大きく広がった直線は迷わず大外へ。混戦の2着争いを尻目に、一頭だけ違う脚色で豪快に突き抜けた。2着に6番人気マッドクール、3着に9番人気オフトレイルが入線。3連単配当は6万5240円の決着となった。 テン乗りで“一発回答”を決めたルメールは「すごくいい瞬発力を使ってくれた。手応えは良かったけど、右回りでちょっと内にモタれた。直線で我慢して、大外に出してからすごくいい反応をしてくれました」と振り返る。来年に明け6歳となるパートナーに「能力はもちろん持っていますね。いつも重賞でいい結果を出します。この馬はG1を勝つことができると思います。期待しています」と、悲願のG1奪取にお墨付きを与えていた。 日曜はアーバンシックとのコンビでグランプリに臨む。勢いに乗って臨む大一番に向け、「明日は有馬記念です。また、応援してください」と、ファンにメッセージを送っていた。