目黒学院が5大会連続の花園 NO・8ロケティのハットトリックで成城学園に45-12の快勝/高校ラグビー東京予選
全国高校ラグビー東京第1地区決勝(10日、目黒学院45-12成城学園、秩父宮)7トライを奪った目黒学院が、5大会連続23度目の出場を決めた。怪物NO・8と評判の高いトンガ出身のブルースネオル・ロケティ(2年)が3トライを挙げ、快勝へと導いた。成城学園は後半にNO・8染谷昌宏主将、SO井手晴太(ともに3年)がトライを返したが、3年連続で決勝で涙をのんだ。 目黒学院の竹内圭介監督は「花園でも、今回の予選と同じように一つ一つ勝ち上がっていきたい。春に到達したところ(今春の全国選抜大会8強)にいかないといけない」、SO石掛諒真主将(3年)は「仲間とまだラグビーができることがうれしい。成城学園は一人一人のスキルが高く、受けに回ってはいけなかったので、自分たちから圧力をかけ、ディフェンスを破られないことを心がけた」と話した。ハットトリックのロケティは「今年は去年以上にプレッシャーを感じた。めちゃめちゃうれしい。花園ではもっと強いチームに勝ちたい」と喜んだ。全国大会は12月27日から大阪・花園ラグビー場で開催される。