「タケ・クボが得点すれば、ラ・レアルは問題ない」 久保建英がゴールを記録した試合は17戦16勝
スペイン紙『マルカ』は30日、レアル・ソシエダ在籍3年目を迎えている日本代表MF久保建英が、とある記録を伸ばし続けていることを伝えている。 【ゴール】久保建英の“無敗神話”は続く 「ダルコが得点すれば、ラ・レアルは問題ない」という格言がある。これは、1990年代後半から2000年代後半にかけてレアル・ソシエダでプレーし、公式戦通算107得点記録を残したダルコ・コヴァチェヴィッチ氏が、スペイン語を流暢に話せなかった頃に、度々口にしていたワードだった。そして、あれから15年以上が経った今、そんなクラブレジェンドの“後継者”に相応しい存在として、MF久保建英が挙げられているようだ。 28日に行われたラ・リーガ第8節バレンシア戦で、3-0の勝利に結びついた先制点を挙げた久保。今シーズン2得点目、クラブ公式戦通算18得点目となった中、スペイン紙『マルカ』によると、同選手がゴールを記録した試合での“無敗神話”が継続中とのこと。2022年8月14日のカディス戦で初ゴールを決めて以来、17試合で16勝1分という脅威の好成績を収めていることを綴っている。 そんな久保に対して、『マルカ』は“チュリウルディンのお守り”とした上で、「ダルコ・コヴァチェヴィッチ氏の許しを得て、現14番は『タケ・クボが得点すれば、ラ・レアルは問題ない』と今のところ言えるだろう」とチームを勝たせる選手であると賛辞を送っている。 バレンシア戦でリーグ戦6試合ぶりの勝利を飾ったレアル・ソシエダは、10月3日にヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦、同月6日にラ・リーガのアトレティコ・マドリード戦と今週もミッドウィークに試合を挟むが、久保のゴールで公式戦連勝を呼び込むことはできるのだろうか。
SOCCER KING