多彩な催しで市民交流 「田原ふるさとフェス」にぎわう 鴨川(千葉県)
鴨川市総合運動施設文化体育館などで14日、鴨川市田原地区の地域イベント「田原ふるさとフェスティバル」(同実行委員会主催、房日新聞社など後援)が催された。イベントを通じて世代間の交流を図ることが目的。多くの市民がステージイベントなどを楽しんだ。 「地域活性化の一助に」と、有志が実行委員会を組織して平成3年にスタート。能舞台の鑑賞に始まり、現在は世代間交流の場にしている。今年は、防災講話も盛り込んだ。 オープニングセレモニーで、髙梨道広実行委員長は「今年は『地域防災』と『子どもたち真ん中社会』をテーマに企画した。短い時間だが楽しんでほしい」などとあいさつした。 その後、能登半島地震で支援活動を行ったNPO法人災害救援レスキューアシストの中島武志さんが「能登半島地震で起きたこと、今わたしたちにできる防災」と題して講話。 自身の活動などを交えながら、災害に役立つ知識、能登の現状などを紹介した。 ステージイベントでは、女子サッカーのオルカ鴨川FCによるじゃんけん、鴨川中学校音楽部の合唱と演奏、150周年を迎えた田原小学校の発表、歌合戦、ご当地○×クイズ、お楽しみ抽選会などが催された。 会場では、子ども服のリユース、血管年齢測定やロコモチェック、白バイとパトカーの乗車体験、消防車の展示、消火体験、マルシェやキッチンカーの出店もあった。