「飼い主が6月に亡くなった」犬小屋で1年以上ひとりぼっち、ボロボロの犬を保護「餓死、衰弱死寸前…両足アキレス腱も断絶」
ボロボロの犬、川にいたところを亡くなった飼い主が保護
保護した翌日、動物病院で朝一番に診てもらえることに。その結果、毛の“鎧”の下の皮膚は赤くただれていて、餓死、衰弱死寸前と診断。また両足アキレス腱断裂の外傷もみられました。そして…そんなひどい体の状態といわれた犬の名前はウーロンくん。13歳になる小型犬でした。 「ウーロンはもともと、川にいたところを亡くなった飼い主さんが保護したそうです。以前の飼い主さんが判明しましたが、迎えに来なかったと。その時すでに足がおかしかったとか。診察では、外傷なので両足のアキレス腱が断裂することは、人的なものしか考えられないと言われました。元の飼い主さんは車で1時間以上離れたところに住んでいたそうで、おそらく、戻ってこれないように足を傷つけて離れたところにウーロンを捨てたんだと思います。予測に過ぎないですが…迎えに来ないということは事実に近いのだと思います」 長年、ネグレクトの状態だったというウーロンくん。トリミングも終え、今はボロボロだった体もスッキリとかわいい姿に変身しました。あとは優しい里親さんを待つばかりです。 ◇ ◇ 今回のウーロンくんの投稿が、Instagramで話題になり、たくさんのコメントが寄せられています。 「生きててよかった、、、本当に」 「高齢になり自身の世話もおもうようにいかなくなったり、体調を崩したなどの事情で飼育できなくなる飼い主は、高齢化社会である今の社会では更にふえていきそうで不安です…」 「酷くて絶句、読み続けると涙が出てきました。どれだけ苦しかったか 見つけていただきありがとうございます。」 「心を殺して、この子はどれだけの時間をすごしてきたのでしょうか‥これからの時間は心をとりもどして、いっぱい愛情もらって、どうか幸せになってほしい」 「人間が一番酷いですね、、何も悪いことしていないこの子がこんな生き地獄を味わなければならないのか…ワンちゃんらしく食べて寝てお散歩して、、これからの犬生を幸せに過ごして欲しいです」 (まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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