トップアマ8人が教えてくれた飛距離アップのコツをご紹介! 240→270ヤードに伸びた「飛ばしアドレス」とは?
ゴルフは飛距離じゃないと言うけれど、「やっぱり、もっともっと飛ばしたい!」というのがゴルファーの本音。そこで今回は、今もなお飛距離が伸びている競技アマに飛ばしの秘訣を2024年10月号の「月刊ゴルフダイジェスト」では教えてもらっている。「みんなのゴルフダイジェスト」では、一部抜粋してお届けしよう。飛べばあなたもこんな笑顔になれるはずです !
ボール位置2個分左に!「打ち出し角の確保、大事なんだ」
教えてくれた人/和田貴之さん(59歳・HC+3.0) わだたかゆき。日本ミッドアマや企業対抗戦などにも出場する会社員トップアマ。改めて“飛ばし”に目覚め、飛距離アップに取り組んでいる。
安定性には低い弾道/飛ばしには高い弾道
長くトップアマとして活躍する和田貴之さん。競技者の宿命として、飛距離よりも安定性を求めるのは当然としても、それで飛距離が240ヤードまで落ちるのは大問題。和田さんの打開策は、ボール位置の見直しによる打ち出し角アップだった。
ティーも高くなった今の「飛ばしアドレス」
早く着弾する低い弾道は、トラブルになりにくいがキャリーは出にくい。ボールを左足寄りにすると、自然にアッパー軌道でヒットでき、キャリーが伸びる。手元が中に入ると引っかけやすいので、手元も左に寄せるのがコツ。
【アドレス時の注意:目線を高くしすぎない】
「やっぱり飛ばないと楽しくないですからね。ただ、スウィングを大きく変えたくもないので、ボールを2個分左足寄りに置いて、自然にアッパー軌道になるようにしました。ティーの高さもやや高めに変更。ボールに合わせて、手元も左にずらす(ハンドファーストにする)のがポイントで、そうしないとフェースが閉じすぎてしまうんです。これだけで飛距離は270ヤードまで飛ぶようになりました」 ボールを高く打ち出そうとすると、目線もそれに合わせて高くしがちだが、そうするとアドレスやスウィング軌道が狂いやすい。目線は地面と平行に保つことが大事だという。
POINT① 左ほほに壁がある意識で振る
ボールが左だと、無意識に自分も左に動きたくなるが、そうすると最下点が左にずれてアッパー軌道インパクトにならない。左ほほ横に壁があり、それにほほを触れさせない意識だと、右重心+アッパー軌道で打てる。