『AI予測』は的中するか?今永昇太の成績予測を中間評価
先発登板した直近2試合で、今永昇太を襲ったまさかの大炎上(4回1/3で8安打7失点)と、不運の大量失点(4回1/3で7安打5失点ながら自責は1)は、ブルワーズファンとホワイトソックスファンを除く、日本のMLBファンの大多数を落胆させる出来事だった。
そんな日本のあちこちで漏れた意気消沈のため息の陰で、密かに安堵のため息をついた者(物?)がいたようだ。シーズン開幕前、カブスのルーキー左腕の今季防御率を4.68と予測した『AI』である。 ★日本人選手、2024年シーズンのAI予測(https://bit.ly/4edzrSu)
何しろ、9試合を終えて0.84と歴史的なペースにあった防御率が、わずか2試合で倍以上の1.88にまで跳ね上がったのだから、少しでも自分の予測に近づいたAIにとってみれば、安堵のため息をしたかもしれない。ちなみに、AIの予測した今永の2024年シーズンは次の通り。
◆今永昇太:2024シーズンAIの予測成績 登板25.5 先発25.5 投球回139.6 防御率4.68 勝利7 敗戦8.4 セーブ0 奪三振127.8 与四球52 与死球3.1 自責点72.5 失点78.5 被安打129.6 被本塁打21.4 奪三振率8.24 与四球率3.35 被本塁打率1.38 被打率.242 BABIP.293 FIP4.60 WHIP1.30
そして、以下は現地6月5日現在の今永の成績である( )内は、現在のペースを維持した場合、レギュラーシーズン終了時に達成が予測される数字)。
◆今永昇太:2024シーズン(6月5日時点) 登板11(28.7) 先発11(28.7) 投球回62.1(163) 防御率1.88 勝利5(13.1) 敗戦1(2.6) セーブ0 奪三振65(169.8) 与四球10(26.1) 与死球0 自責点13(34) 失点19(49.6) 被安打55(143.7) 被本塁打6(15.7) 奪三振率9.39 与四球率1.44 被本塁打率0.87 被打率.228 BABIP.288 FIP2.78 WHIP1.04