森林基幹道の15キロ開通 魚津・東蔵―黒部・福平
魚津市東蔵の森林基幹道別又嘉例沢線で28日、同所―黒部市福平の開通式が行われ、建設促進期成同盟会の関係者ら約40人が15・8キロ区間の完成を祝った。黒部市宇奈月町栃屋まで全長33キロのうち、開通済みの約8・2キロと合わせて約24キロの利用が可能となった。 森林基幹道の魚津側10・9キロは事業費35億円、黒部側22・1キロは41億5千万円で、県が1991年に着工した。黒部市の嘉例沢森林公園―くろべ牧場まきばの風8・2キロは2006年に完成しており、残る区間は黒部側約9キロのみとなっている。 同盟会長の武隈義一黒部市長や県農林水産部の津田康志部長、川上浩、沢崎豊の両県議、同盟会副会長の村椿晃魚津市長があいさつした。両市などの計8人でテープカットが行われた後、出席者を乗せた車両が完成区間を記念通行した。