幼児雑誌の付録に本物そっくりな“AED” 医療機器メーカーとコラボ 担当者を取材【9月9日は救急の日】
■コラボした医療機器メーカーの担当者は「AEDを身近に感じていただきたい」
コラボした医療機器メーカーの日本光電はAEDのデザイン監修と音声ガイドの提供という部分で関わったそうです。日本光電・AED営業部の小関さんに話を聞きました。 ――今回、コラボレーションの提案を受けたときの心境は? 当社としても「小さなころからAEDに親しんでほしい。そしていざという時にAEDを使用してほしい」という身近な救命教育の普及の姿勢と合致したことがきっかけで小学館様の企画に全面協力することをきめました。 ――今回の付録のこだわりポイントや実際のAEDと比べたときに外せないと考えていたポイントはありますか? 丸みをおびたアールの部分はこだわっていたところでした。それに応えていただき、付録の完成度の高さはデザイン部門、技術部門含め大変おどろいています。 ――AEDが『幼稚園』で付録になる意義や、付録を通して読者に伝えたい思いはありますか? パパ、ママやおじいちゃんおばあちゃんなど家族で一緒に楽しみながらAEDについて学習し、AEDを身近に感じていただきたいです。また、命を救うことは他人の命も大事ということと同時に自分の命も大事だと感じてもらうきっかけになればうれしいです。